懐かしいな。昔秋葉原のe☆イヤホンで並んでトリプルファイ(Triple.fi 10 Pro)買った世代なんだけど、最近の1万円以下のIEM(インイヤーモニター)の進化がエグいって聞いて、リハビリがてらqdcのSuperiorを買ってみた。
結論から言うと、完全に2012年当時の3〜4万円クラスの音がする。 技術のインフレ舐めてたわ。
なんで今さらqdcのSuperiorなのか?
スペック厨としては以下の仕様が完全にツボだった。
* 10mmシングルダイナミックドライバー: 下手に多ドラにしてクロスオーバー歪むくらいなら、1発で綺麗に鳴らした方が今のトレンド(同軸シンメトリック構造)に合ってる。
* 独自の2ピンコネクタ: 埋め込み型のqdc独自規格だから、普通の2ピンケーブルを無理やり挿すと割れるリスクあるけど、その分ガタつきが一切なくてインピーダンスが安定する。
当時の俺なら、迷わずオヤイデのケーブルにリケーブルして、ポタアン(ポータブルヘッドホンアンプ)にガムテでiPhone縛り付けてたレベル。
実際に音を鳴らしてみた結果
とりあえず手元にあったハイレゾ音源(FLAC)で試聴。
- 高音域の伸び: 刺さらない。だけどきらびやか。10kHz以上の空気感がちゃんと残ってる。
- 低音の制動感: 密閉型のボワついた低音じゃなくて、タイトにドンと落ちてスッと消える。
- 定位感: ボーカルが完全に脳のド真ん中に定位する。
当時の自分への伝言:
14kHz以上の歪み率を気にして高価なコンデンサ漁るくらいなら、今すぐこれ買え。1万円でお釣りが来る。
今回のSuperiorで完全にqdcのビルドクオリティに惚れたわ。これなら上位のFrontierシリーズとか、いつか自分の耳型取るカスタムIEM(何十万もする沼だけど)にいっても後悔しない気がする。次買うための軍資金をどうにか生活費削ってでも捻出せねば。
⇒ qdc Superiorの詳細スペックと現在の最安値をチェックする
追記:さらに価格が3倍になった上位機種「SUPERIOR EX」を聴いて頭を抱えている話
後日談なんだけど、SUPERIORのビルドクオリティにすっかりやられて、気がついたらFitEarコラボの上位機種「SUPERIOR EX(約33,000円)」の試聴機にも手を出してた。
ぶっちゃけ、スペック表を見た時点では「同じ10mmシングルDDの1発構成で価格3倍とか、流石にそれはデバッグ不能だろボッタクリか?」ってかなり懐疑的だった。パケット上限に怯えてた昔の金銭感覚が残ってる身としては、素材とチューニングが変わっただけで3万超えは流石に身構えるじゃん。
だけど、実際に鳴らしてみたら樹脂筐体からアルミ筐体に変わった恩恵なのか、音圧を上げたときの粘りとダイナミクスの広がりが全然違って、今めちゃくちゃリアルに悩んでる。ポタアンを何台もガムテで重ねて悦に浸ってた頃のオタクの血が、裏で「これはいっとくべきレイヤーのやつだ」って囁いてくる感じ。
「音の差は確かにある。でもこの3倍の価格差に自分がどう納得するか」っていう、かなり生々しい葛藤の記録はこっちの別レイヤーに吐き出しておいた。前作持ちとして手手放すべきかどうかの結論もストレートに書いてるから、沼の先が気になる人は読んでみて。
コメントを残す